氾濫に泣かされた有馬川

氾濫に泣かされた有馬川

川が湾曲した支所前は被害が大きかった(昭和35年)

天然のホタルの生息で有名な有馬川。静かな川がその昔は豪雨のたびに氾濫する暴れ川でした。
戦時中、治山、治水対策が十分でなかったこともあって雨や風が吹くたびに有馬川と西川流域では災害をもたらしました。特に昭和35年(1960)年8月27日の台風16号による暴風雨の被害は甚大でした。山口支所前で道路がえぐられ、各所で堤防が決壊し、橋が流されるなど、山口・塩瀬で行方不明1人、全壊家屋9戸、流失家屋11戸、周辺の田畑が冠水するなど災害救助法が適用されたほどでした。
大きなヒマラヤスギも倒れる強い風に、当時小学生だった川西英賢さん(66)は「強い南風に玄関の戸を必死に抑えていました。天井辺りが急に明るくなったので見上げると、かやぶきの屋根が見事に吹き飛ばされていました。あんな怖い思い出は初めてでした」と話していました。

【宮っ子(山口版)やまぐち異聞録より】


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