2009年4月1日、西宮の南部と山口町・有馬を結ぶ路線が新しくできて「さくらやまなみバス」が走り出しました。
白い車体のおしゃれな路線バスは注目の的です。
西宮市の形をイラストにしたら「犬の形」みたいに見えると思いませんか??
そのイラストの頭の部分が山口・名塩方面。
そして体の部分が南部地域。
そして体の部分が南部地域。
山口村・塩瀬村が西宮市と合併したのは昭和26年。県道大沢西宮線は以前は船坂峠という難所を通る九十九折でした。
その後片道一車線となり、平成3年に現在の盤滝トンネルができ西宮北有料道路となりました。
こうしてトンネルの約一キロ南の甲寿橋交差点の渋滞解消のためのバイパス工事が完成したのが平成16年です。
開通当時は3000台/日の目標だったトンネルも、現在では10000台/日になっているという南北の幹線道路です。そして、利用台数の増加を受け、西宮北有料道路は平成30(2018)年4月に無料となりました。
切望されていながら、これまでは西宮市内を通る北と南を繋ぐ公共交通機関がありませんでしたが、2007年の秋、やっと南北を繋ぐバスが試験運行で走り、2009年4月1日からは「さくらやまなみバス」が路線バスとして定期運行されています。
路線は2系統で、それぞれ西宮北口⇔名来(ならい)と西宮北口⇔山口営業所前を結びます。
阪急バスが運行していますが、白地の車体にさくらやまなみバスのロゴが入った全く新しいデザインのバスが、新しい路線を走っています。
詳細はこちらの 「さくらやまなみバスの公式ホームページ」 でお確かめ下さい。
阪急夙川駅⇔有馬温泉 阪急夙川駅⇔山口町(下山口バス停)を乗換えなしで約40分で結んでくれるのはとってもうれしいですね。
市の花が「桜」の西宮市にはたくさんの桜の名所があります。それに加えて街路のさくら、住宅地のさくら、公園のさくら、そして山桜・・・西宮の市の花「桜」をこの路線は堪能させてくれます。
乗り降り自由な「一日乗車券」もありますので
山口町のさくらマップ も参考にしてお出かけください。
高低差が生む西宮の桜前線を追いかけるにはもってこいの路線バス。
そして、秋になれば里山の色づきの変化がまたうれしい。
こんな眺めのいい路線バスを大いに利用して、さあ、有馬温泉や船坂/山口に足を伸ばしてみましょう(*^_^*)
こんな眺めのいい路線バスを大いに利用して、さあ、有馬温泉や船坂/山口に足を伸ばしてみましょう(*^_^*)
<ご注意>
☆あたらしい車体デザインですが、さくらやまなみバスは路線バスです。(観光バスではありません)
☆2009年4月1日から運行開始した、南部と有馬・山口町を結ぶバスです。
☆新設のバス停や止まらないバス停などがありますので事前にご確認下さい。
☆さくらやまなみバスは距離と共に料金が変わりますので、整理券をお取りください。