やまぐち歳時記

1月

1日
初詣 (場所:公智神社、丸山稲荷神社、城の垣内稲荷神社、明徳寺など)

大晦日から神社の境内やその付近でかがり火が焚かれ、お参りに来た人々が暖を取ります。直に火を見ることが少なくなった近頃、大きな丸太が燃える炎の暖かさに触れて新しい年を迎えるのも貴重な体験かもしれません。

明徳寺では本堂で檀家の世話役さんより甘酒が振舞われ、鐘撞堂にて参詣者が鐘をつくことができます。
しーんと静まり返った町並みに響き渡る鐘の音も趣があります。

第2日曜(成人の日)
とんど (場所:上山口の二箇所、地元の田んぼにて 午前7時~9時頃)
前日の朝から地元の自治会、婦人会、老人会、消防団などの有志によりとんどに使う木や竹、笹を近くの山から切り出し、所定の場所に組み立てます。とんどの根元には恵方の方角に点火用の入り口(穴)が作られます。

当日は、その年の年男にあたる人が入り口からとんどの中に入り点火します。炎はまっすぐにとんどのてっぺんに駆け上り、火の粉が早朝の冬の空に舞い上る様子は迫力満点。竹の先端に書初めを刺し炎にかざして空に舞い上げあると子供が上手に字が書けるようになるとの言い伝えにならって書初めをかざす親子、竹筒のとっくりでお神酒の燗をする人、その年の健康を祈りながら大きな炎を取り囲みひと時を過ごします。
また、とんどの炭火で鏡餅や小餅を焼き、清め祓いの灰を持って家路につきます。

◇こちらの記事もご覧ください”しめ縄づくりとお正月”

4月

さくら祭り

4月第1土曜日(こどもたちのボランティア精神の育成をも目的としており、春休み期間中に実施されます。)
場所:有馬川沿緑道公園、山口中学校西側付近 (午前11:30~午後3:00)
ふだんは川沿いを散歩する人がまばらに行き交う遊歩道一体が、この日ばかりはフリーマーケットの出店や各種団体による模擬店、地元中学生のパフォーマンスなどで賑わいを見せます。主催者のたゆまぬ努力の甲斐あって、年を重ねる毎に出店するひとも訪れるひとも増えて今では桜の季節にはなくてはならない催しとなっています。

5月

5月ゴールデンウィーク最終日
城の垣内稲荷神社大祭(場所:上山口、阪神高速北神戸線西宮山口南出入口手前  午前11時から)
いつごろ、だれが、どんな理由で祀り始めたのかは不明ですが、この城跡に稲荷神社がありました。今でも上山口地区の護り神として大切に祀られています(上山口区誌より)

道路や建物に囲まれた田んぼのそばにひっそりとある小さな御社の参道には大きな幟が立てられ、うららかな春の日差しとそよ風が参拝者を迎えます。

6月

第1又は第2土曜
ほたるウォークラリー(場所;有馬川沿い、午後7時半から )
町内の田んぼで田植えが終わりかける頃から有馬川では蛍が飛び始めます。蛍を大切に思う人たちに守られて、蛍の数は増え続け、今では遠方から訪れる人も多く、有馬温泉に宿泊している人たちも旅館の送迎バスに乗ってよく見に来られます。
飛び交う蛍がピークを迎えるのを見ながらウォークラリーの日は決められます。川沿いの各ポイントを回りながら親子で蛍を楽しむイベントに毎年たくさんの親子が参加しています。

後半は、次のページをご覧ください。
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リンク

舩坂新聞

西宮市山口地区社会福祉協議会 山口ボランティアセンター

 

山口ホール

地域情報ポータルサイト西宮流

山口公民館だより