はじめに 山口の歴史については、有馬郡誌(昭和4年・兵庫県有馬郡会発行)、山口村誌(昭和48年・西宮市発行)、山口町史(平成22年・財団法人山口町徳風会発行)で詳しく述べられています。 ここでは、この3冊の書籍をもとに、編集部が個人的興味とこのホームページの果たすべき役割を念頭に書いてみました。...
下山口には、大だんじりと小だんじりがあります。 大だんじりは、関西でも最大級の大きさを誇るだんじりで、加藤清正の虎退治を表現した勇壮な飾り幕に加えて、前幕・土呂幕の3枚の幕を張る構造が特徴となっています。 明治28年9月に造られ、毎年、秋祭りにどっしりとしたその雄姿を皆さんに披露しています。 ...
中野は山口町最南端に位置し、隣は有馬温泉です。 祭り当日、だんじりは、お昼前に中野公会堂を出発し、公智神社まで片道4kmの道のりを"コンコンチキチン コンチキチン”のだんじり囃子と”ソーレ オシタオシタ”の勇壮な掛け声で進んでいきます。 中野のだんじり囃子は中野若水蓮の皆さんです。 ...
金仙寺のだんじりは、山の上の集落から急な坂を下って公智神社までの道のりを練り歩きます。 小振りなだんじりで、押し手も少人数ですが、他地区のだんじりに負けない勇壮な運行ができるようにいろいろと工夫されています。 山口のだんじりの中では唯一、下り坂用のブレーキを備えています。 また、細い道でも運行...
上山口の大だんじりは、今から約150年以上前、安政の時代に造られたと記録にあります。 “コンコンチキチン コンチキチン 今日はめでたい村の秋祭り” 『五穀豊穣』を願うとともに、地域の平和と繁栄の祈りを込めて、練り歩きます。 大だんじりは、その重量感と大きさによって、勇壮な姿を持って...
下山口地区の「だんじりの由来」を知ろう 平成22年3月7日(日)夜、上地車新報社(かみだんじりしんぽうしゃ)中野博文氏をお招きし、下山口のだんじりや祭りの運行などについて興味深いお話を聴かせていただきました。 この日の会には、宮本だんじり会のメンバーを中心に20数名の皆さんが参加し、活発な意見交...
だんじりの各部の名称を、下山口地区だんじりをモデルにして説明します。 ...
ウイキペディア・フリー百科事典によると ”御幣(ごへい)とは、神道の祭祀で用いられる幣帛(へいはく)の一種で、2本の紙垂(しで)を竹または木の幣串(へいぐし)に挟んだものである。幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。 通常、紙垂は白い紙で作るが、御幣にとりつける紙垂は白だけでなく五色の紙や、金箔...
平成19年から23年までの本宮(秋祭り当日)の写真集です。 (写真をクリックすると大きくなって、撮影された年が表示されます。) ...
秋祭りには7基のだんじりが大集結 山口には、下山口(2)、上山口(2)、金仙寺、中野、名来の各地区が持つだんじりが7基あります。 だんじりの曳き始めは、コンコンチキチン・・・コンコン・・・と繰り返される鉦(中野には釣鐘もあります)と太鼓のお囃子のリズムに乗って、押し手たちが一斉に張采棒(担ぎ棒)...
西宮山口