宗派 浄土宗(知恩院末)
本尊 阿弥陀如来
山号 護念山
寺格 能分五等
創立 天文10年10月2日(1541年)
浄土宗 護念山 光明寺は天保12年(1841)に再建された堂字が老朽化したため、昭和47年9月、全面改築され、鉄筋コンクリート造りの本堂と、木造2階建ての庫裡とに生まれ変わりました。
これを記念して、次のような御詠歌がつくられました。
「あわれみと ごねんしたまえ みほとけの ひかりあかるき やまぐちのてら」
光明寺の創設当時の詳細については不明ですが、第32世徹誉達道上人の代から50年以上続いている「お汁講」があります。
寺では年間を通じて、御忌会、涅槃会、春秋の彼岸会、花まつり、十夜会、成道会などの仏事が行われます。
これらの行事は午後に行われることになっており、講員は各自ご飯だけ持参し、その日の当番が「汁」や「おかず」をつくり、にぎやかな会食が始まり、寺と檀家とを結ぶ大きな絆となっています。
また、光明寺には御詠歌や御和讃を習うための吉水講や「五重相伝」経験者による五重講があります。
その他、境内には供養塔と呼ぶ石碑が多く残っています。詳細は、山口の石造遺物を御覧ください。
なお、光明寺は新有馬郡西国三十三ヶ所零場の第十三番札所に名を連ねています。