光明寺の前、公智神社の北にある小さな橋に「駅前橋」の名前がついています。
ここは、かつて国鉄「有馬線」が通っていたとき、この橋のすぐ北側の辺りに駅舎があった名残 のようです。こんな風に歴史が伝えられていくんですね。
この駅前橋が架かる西川沿いに細い道がありますが、国鉄「有馬線」が通っていた頃はその先に駅舎があったようです。駅名は地元の要望であった「山口」ではなく「有馬口」でした。
「有馬口駅」には貨物のホームもあり、米などの穀物類のほか、山口特産の竹篭や寒天が運ばれていたといいます。今ではそんな面影もありませんが、橋の名前が私たちに教えてくれています。
現在、その細い道は通称「さくらみち」と呼ばれ、地元の人たちからも親しまれ、春には見事なさくらのトンネルとなっていましたが、片側のさくらがなくなってしまいました。
たまたま駅前橋で見つけたトンボの写真もお楽しみください。
さくらのトンネルだった頃の「さくら道」
トンネルで無くなった「さくら道」
見かけたトンボ。カワトンボの種類か????
最寄りのさくらやまなみバスのバス停:「西宮北インター」バス停