全国の菊愛好家約三千人が花の出来栄えを競った第三十二回日本菊花全国大会で、西宮市山口町上山口の和田義春さん(66)が国土交通大臣賞に輝きました。審査が始まるまで何度も大阪府和泉市の会場へ通い、開花具合をチェックする気合の入れようだっただけに「8回目の出展で日本一、本当にうれしい」と喜びもひとしおでした。
大会は大阪府和泉市の国華園で10月20日に開幕し、11月5日に審査、11月23日表彰式が行われました。「福助花壇」や「盆栽花壇」など九部門あり、和田さんは「福助花壇」の部に出展。部門日本一の国土交通大臣賞を受賞されました。和田さんは、県フラワーセンター、神戸相楽園、明石菊花展等でも数々の大臣賞を受賞された菊作り32年のベテラン。最近では地元の公民館講座「小菊盆栽」の指導もされています。自宅のビニールハウスには200鉢以上のキクが咲き誇っています。和田さんは「来年は日本一、2連覇を狙いたい」と早くも意欲を燃やしておられます。