今年はコロナ禍のため、山口地域では主な行事は中止になり、大変寂しい1年になりそうですがそんな折、ある団体様が発行されている季刊情報誌に「山口町の古文化を中心に取り上げ、山口町の紹介をしたい」と申し入れがありました。山口町の古文化は主に「袖下踊り」「神楽(獅子舞)」及び7基のだんじりと神輿による「公智神社の秋祭り」であります。
取材日までの数日間で古文化保存会の皆様や、歴史に詳しい方々にお集まりいただき、資料作りや打ち合わせを行い、あっという間に取材当日がやってまいりました。ご協力いただいた皆様に、十分な資料作りをしていただいておりましたので、内容のある取材を無事に終えることができました。
取材を終えて思うことは、「袖下踊り」が1400年もの長きにわたり継承されてきた原動力は何か、「神楽(獅子舞)」の文化がなぜ名来地区にだけ存在しているのか等々、知っているつもりでも、実は知らなかった歴史とその流れに触れることができたことは、貴重な経験になりました。そして私たちは山口町のこの歴史ある伝統文化を次の世代、また次の世代へと継承していかなければならないと、あらためて思うところであります。
※写真は取材当日の風景
※本欄は情報誌が発行前のため情報誌名及び関係者名は伏せさせて頂きました。発行後にこの欄でご紹介させていただきます。