金仙寺のだんじりは、山の上の集落から急な坂を下って公智神社までの道のりを練り歩きます。
小振りなだんじりで、押し手も少人数ですが、他地区のだんじりに負けない勇壮な運行ができるようにいろいろと工夫されています。
山口のだんじりの中では唯一、下り坂用のブレーキを備えています。
また、細い道でも運行できるように、コマ(車輪)の幅もできる限り狭く設計されています。
だんじりを彩る赤い飾り幕には、神武東征の故事に習って、弓の先に金色に光り輝く鵄(とび)をとまらせた神武天皇の勇姿が、金の刺繍で描かれています。