昭和30年頃の天上橋
住宅地に変貌した現在
市内でも有数の大規模な閑静な住宅地・北六甲台。30有余年前、開発される前の北六甲台は「お天上山」と呼ばれる小高い山林でした。その名残りが天上公園に「公智神社旧鎮座跡」の碑として建立されています。
北六甲台へは国道176号からの入り口、有馬川に架かる天上橋は、南側がバスが走る新しい橋。北側が少し狭い旧橋です。写真は昭和30(1955)年ごろの天上橋と寒々した丘陵地の山林、約60年前の状況です。国道176号の2車線拡幅のバイパス工事とともに土地区画整理が始まり、北六甲台が誕生。自然に恵まれた住み良い街でしたが、最近は高齢化の波がささやかれています。
【宮っ子(山口版)やまぐち異聞録より】