旧山口小学校は、現在の山口センターや駐車場のある場所にありました。
歴史は古く、明治6(1873)年2月に創立され、今年145年を迎えます。校舎が出来たのは明治10年のことで、北校舎と南校舎があり、山口中学校と山口幼稚園が併設されていました。
明治の末期には、全国に先がけて集団登校、遠足、保護者の授業参観を実施し、テニス体育など充実した授業に文部省や師範学校の視察が相次ぎ、山口小の名声は近隣に鳴り響いていました。
昭和47(1972)年、広い新校舎に移りましたが、旧校舎の柳の木がセンター駐車場の隅に “歴史の生き証人” として移植され健在です。
【宮っ子(山口版)やまぐち異聞録より】