祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、猿田彦命
祭事 3月;五穀豊穣記念祭、7月;夏祭り、11月;五穀豊穣感謝祭、
当神社は、天正年間(1578年頃)、別所長治の祈願所であったため織田信長軍の兵火にあい、社殿などことごとく焼失したと伝えられる。そのため、創始以来の事歴は詳らかでないが、石碑に由緒が刻まれている。
伝承によると、船坂に大岩信仰があり、船坂川上流にある巨岩に、六甲山の石の宝殿より、大己貴命、少彦名命、猿田彦命の3神が降臨し、鎮座しておられるのをここに招いたともいわれる。
灯篭と狛犬
灯篭はいくつか設置されているが、この灯篭は慶応元年と刻まれており、船坂ではもっと古い石造物と思われる。
本殿内
欄間は神使である動物が刻まれ、猿の木像神猿椅像は安置されている。
秋祭り(10月第四日曜)では、船坂の村を神輿が練り歩きます。